2026-01-23
Asterism⁂vol,11「THE LAST SONG」ゲネプロレポート
2026年1月20日よりTACCS1179にてAsterism⁂(あすてりずむ)「THE LAST SONG」上演されます。公開ゲネプロの様子をお届けします。
Asterism⁂が届ける、密室推理ミステリー「THE LAST SONG」

オープニング後に突如として起こる爆発音。
舞台は一気に「異常事態」へと突き落とされる。
瓦礫が崩れる音と咳き込む声。
舞台には、爆発に巻き込まれ廃ビルに閉じ込められた若者たちの姿が浮かび上がる。

登場するのは、大学卒業を控えた5人の青年たち。
スマートフォンの電池切れ、外部との連絡手段を失った閉鎖空間。命の危機という極限状態にもかかわらず、彼らの会話には軽口や冗談が混じる。この独特な空気感が、本作の魅力のひとつ。

「いつ助けが来るのか」「この場所は本当に安全なのか」という不安が、確実に積み重なっていく。

彼らの関係性は、オンラインゲームをきっかけに生まれたものだった。
学部も環境も異なる彼らが、同じ場所に集まり、同じ時間を共有してきた過去が、何気ない会話の端々から浮かび上がる。
将来の進路、家庭環境、立場の違い。
普段なら流してしまうような違和感が、閉ざされた空間の中で少しずつ輪郭を持ち始める。

やがて彼らの前に現れる、もう一組の男たち。
助けに来たと思われたその人物たちもまた、同じ爆発に巻き込まれた「閉じ込められた側」だった。
状況は改善するどころか、さらに複雑さを増していく。

















