2026-01-092026-01-10
舞台「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」ゲネプロレポート&囲み取材
2026 年1 月 9 日(金)よりサンシャイン劇場で初日を迎えた舞台「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」。ゲネプロレポートと囲み取材の様子をお送りします。
漫画家・水木しげる生誕 100 周年記念作品として 2023 年に劇場公開された映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の舞台化作品です。鬼太郎の父と水木が出会い、日本の財政会を裏で牛耳る龍賀一族に支配されていた哭倉村で、絶望的な運命に立ち向かいます。
時が、血が、彼らを出会わせた――。

昭和 31 年、帝国血液銀行に勤める水木は、出世の足がかりを求め、政財界と深く結びつく名家・龍賀一族に近づこうとしていました
当主・龍賀時貞の死を機に、次期当主と目されていた克典に取り入るため、水木は哭倉村へ向かいます。

龍賀家の邸宅には一族が集まり、水木も同席するが、そこで発表された時貞の遺言は、克典ではなく時麿を当主とする内容でした。

跡取り争いが表面化した翌朝、村の神社にて一族の一人が惨殺されます。
犯人として捕らえられたのは謎の男。
男は犯人の容疑をかけられ、即座に処刑されそうになりますが、水木の説得により処刑を免れます。

ただし解放はされず、水木が監視を務めることになり、水木は男に「ゲゲ郎」という仮の名をつけます。

謎の男は行方不明の妻を探すため村を訪れていました。そして水木は上司からもう一つ指令を受けてました。それは不眠不休で働けるようになる血液製剤「M」についての調査。
二人は村を探ることにしますが、龍賀一族の内情と哭倉村の異様な雰囲気の中で、不審な死は次々と起こっていきます。
「M」の正体とは何なのか。
ゲゲ郎の妻はどこへ消えたのか。
そして、龍賀一族と哭倉村が長年隠してきた真実とは何か。
映像で表現されていた独特の世界観や違和感を、目の前に広がる舞台と演出、そして俳優の演技を通して体感してほしいです。



フォトセッション&囲み取材
フォトセッションと囲み取材には、鈴木拡樹さん、村井良大さん、岡本姫奈さん(乃木坂46)、中屋敷法仁さんが応じました。

ーー出演者の皆様から、一言ずつ初日を迎えた今の心境、本作にかける意気込みの方をお聞かせ下さい。
鈴木拡樹:鬼太郎の父役を演じます、鈴木拡樹です。皆様、本日はお集まりいただきありがとうございます。2026年明けましておめでたい中、こうして舞台を立たせていただきます。今年初舞台でありますし、飛躍できるように頑張りたいなと思っています。この作品に携われて本当によかったなという思いを噛み締めながら、公演をやっていきたいと思いますので、最後までどうぞ応援のほどよろしくお願いいたします。
村井良大:水木役の村井良大です。本日はどうもありがとうございます。ようやく初日の幕が上がるということで、とても嬉しく、そして興奮しております。しかも初日はライブ配信もあるということで。初日にライブ配信がある舞台って聞いたことがないんですけども、ちょっとこれはミスができないなという緊張感もありつつ(笑)初日の高揚感と、いろんなものが混ざって不思議な状態になってると思うんですが。初日をぜひ見ていただいて、舞台はいろいろ変化や成長、進化してをしていくものなので、配信の映像を見た後に、「あ、ちょっと舞台も見たいな」と思った時に、見に来ていただける新たなファンの方だったり、視聴者の方が増えたら嬉しいなと思っております。この機会を、楽しみながら演じたいと思います。よろしくお願いします。
岡本姫奈:龍賀沙代役を演じます岡本姫奈です。すごく今緊張してます。グループを離れて初めて挑戦する舞台が、本当に素晴らしいキャストの皆様とスタッフさん、この「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」という舞台に参加させていただけたことが、本当に光栄だなと感じる毎日でした。お稽古中から、わからないことだったりできないことがいっぱいだったんですけど、その度にお助けいただいて、成長できた期間になったと思っています。今まで積み重ねてきたものを信じて、今日から千秋楽まで、龍賀沙代ちゃんとして一生懸命生きたいと思います。よろしくお願いします。
中屋敷法仁: 今作の演出を担当しました、中屋敷法仁と申します。昨日までリハーサルをしていたんですけども、あまりないんですけど、リハーサル中に笑いと悲鳴と涙が止まらなくなるという非常に慌ただしい演出でございました。キャストの皆様、クリエイターの皆様、スタッフの皆様のチームワークとエネルギーによって、「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」という作品が劇場空間で、健やかに花開いているなという印象を受けています。早く見てほしいというよりは、一観客として早く見たいなという気持ちいっぱいです。ぜひあの興奮を、皆様とも分かち合えたらなと思ってます。
ーーご自身の役柄や稽古の日々などを踏まえて、本作の見どころ、注目ポイントを教えていただければと思います。
鈴木: ベースのお話としても人間関係だったりが複雑なもので、そこを描いているので、妖怪サイドとして、どういう風に関わっていくかというところはやっぱりやり取りしてて面白いです。皆様が思うような、重厚なヒューマンドラマを楽しんでいただく中に、いきなり異質感というか、スパイスを出せるところが一つ、まずこの役の面白さかなと思います。
あとやっぱり妖怪の担当でもございますので、今回激しいアクションというのも一つ売りになっています。人物同士が戦ったり、大きな妖怪が出てきたり、なんと映像と戦うシーンもございまして、そういう迫力をいろんな見せ方で表現してますので、楽しんでいただけたらなと思っております。
村井: 見どころはたくさんありすぎて、どれを選んだらいいのやらと思うんですけども。先ほど拡樹さんが言ったように映像とのコラボレーションだったり、狂骨ってこんなデカかったっけ?とかですね。もう目の当たりにできるまたとないチャンスなので、ぜひ劇場で体感していただくのと同時に、僕はこれは出演者として思うことなんですけども。今回映画の原作を見ていただいた方にはわかると思うんですけど、水木がとにかくいっぱい出ては喋っているんですよね。ナンバーワンに出番が多いなっていう風に思ってたんですけど、そんなことはなかったんですね。アンサンブルの皆さん。本当に一瞬でハケて一瞬で出てくる、この早着替えの凄さと謎。未だにわからない(笑)僕本当に一回も見てないんですけど、一瞬で出てくるんで。ちょっと早着替えの謎は今だに残ってるんですけどね。この舞台にぴったりだなと。その凄さも、人力でやってる凄さも劇場で、楽しんでいただければなと思っております。
岡本: 私が演じる龍賀沙代ちゃんは、すごく静かなシーンでも、沙代ちゃんの中では大きな感情が動いていたりとか、あとは水木さんに対する気持ちだったりとか、沙代目線で見ていただけたりすると、より楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。この作品は重みがある物語で、その重みも皆さんに感じ取っていただいて、心に残るような作品だったら嬉しいなと思ってます。
中屋敷: 劇場版の映画もとても素晴らしいんですけれど、憎しみとか、悲しみのようなものがすごく伝わってくるものと僕は思っています。今回の舞台版に関してはですね、脚本を担当された毛利さんが、非常に演劇愛・人間愛がある方でして、その方の手がけられたシナリオによって、この憎しみと悲しみにまみれたこの作品が、劇場空間では喜びですとか、そして慈しみ、愛おしみのようなとても幸せなメッセージを、内包しているようなものに変わっているなと思っています。なので2026年お正月からこの作品を見ていいのかと悩まれている方、ぜひお正月にぴったりだと思っておりますので。ここら辺が見どころかなと思っております。意外と怖い作品というよりは、とても愛おしい作品だなと思って演出させていただきました。
ーー鈴木さんと村井さんにご質問なんですが、稽古の日々振り返ってみて、本作はどんな作品になりそうでしょうか。
村井:今まさに中屋敷さんがおっしゃったように、「愛」というものがテーマとしてあるんだなってことを、裏テーマとして流れているのがすごく面白いですね。舞台の中では、もう血まみれのアクションと新年早々血だらけみたいなお話なんですよ。怖い作品かなとか思っていたんですけど、見終わった後、「あれ?これ、これってもしかして何々の愛の話だったんじゃない?」みたいなことをすごく感じ取れる作品になっております。ぜひ家族とか大切な人と一緒に見ていただければ嬉しいなと思います。
鈴木:愛であったりとか、裏テーマがいろんなところに散りばめられてると思います。なので一番最初に、すごくシンプルに皆様ご存知の「ゲゲゲの鬼太郎」の原点であるこのエピソードを見ていただいて、どう感じたか、その後によく深く考察をしてみるといろんな部分が見えてきたりという面白さがあると思います。ぜひ一度見終わった後に「もっとこの作品深く知りたいな」と思ったら、いろんなことを考察してみるっていう楽しさも持ってる作品だと思うので、いろんな考察を皆さんSNSとかであげていただいて、盛り上がっていただければいいなと思っています。
ーー最後になりますが鈴木さん、代表してご挨拶をお願いできればと思います。
鈴木:我々にとっても待望の「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」本日よりスタートいたします。本当にたくさんの方に、見ていただきたい作品となっておりますので、一生懸命我々一同、千秋楽まで駆け抜けたいと思ってます。時が、そして血が、彼らを出会わせた。鬼太郎の二人の父親の物語をどうぞ、見守ってください。よろしくお願いします。

公演情報
舞台「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」
原作 水木しげる
原案 映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」
脚本 毛利亘宏(少年社中)
演出 中屋敷法仁(柿喰う客)
音楽 川井憲次
出演
鈴木拡樹 村井良大
岡本姫奈(乃木坂 46) 沢海陽子 しゅはまはるみ 岡内美喜子
コッセこういち 加藤啓 中田翔真 橋本偉成
三上市朗 良知真次
沖育美 齋藤明里 佐々木穂高 田中廉 中嶋海央 藤本裕真 細川晃弘 光永ヒロト
声の出演 白鳥哲
【スケジュール】
2026 年1 月 9 日(金)~25 日(日) 東京:サンシャイン劇場
2026 年1 月 29 日(木)~2 月 2 日(月) 大阪:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
2026 年2 月 7 日(土)・8 日(日) 佐賀:鳥栖市民文化会館 大ホール
【ライブ配信】U-NEXT にて実施
2026 年 1 月 9 日(金)19:00 東京 初日公演
2026 年 1 月 25 日(日)17:00 東京 千穐楽公演
2026 年 2 月 8 日(日)13:00 佐賀 大千穐楽公演
<詳細> https://www.unext.co.jp/ja/press-room/kitaro-tanjo-stage-coming-2025-12-15
【ライブビューイング】全国映画館にて開催
2026 年 2 月 8 日(日)13:00 佐賀 大千穐楽公演
<詳細> https://kitaro-tanjo-stage-lv.com/
【Blu-ray 発売決定】
2026 年 9 月 9 日にBlu-rayの発売が決定。限定予約版はスペシャルディスク付き。
https://www.toei-video.co.jp/special/kitaro-tanjo-stage
公式サイト https://www.kitaro-tanjo-stage.com/
©映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会
主催 舞台 「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会

