2025-07-072025-07-12
「舞台で掴んだ手応えと進化」竹内雄大×寺田友哉インタビュー|ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 全国大会 青学(せいがく)vs氷帝
2025年7月6日(日)よりKanadevia Hall(旧TOKYO DOME CITY HALL)を皮切りに上演される、ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 全国大会 青学(せいがく)vs氷帝。
2.5DGEEKでは、越前リョーマ役の竹内雄大さんと手塚国光役の寺田友哉さんにインタビューを実施しました。
ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学(せいがく)vs比嘉公演では、不安を乗り越え芝居に没頭する稽古期間を経て、確かな手応えを感じたというお二人。今回のインタビューでは、稽古を通して「芝居が好きになった」という心境の変化や稽古場の雰囲気など、貴重なお話をたっぷりと語ってくれました。
『テニミュ』への出演が決まったときの気持ちは?
── 2.5DGEEKでは今回が初めての取材ということで、まずは 『テニミュ』4thシーズンに出演が決まった時の気持ちを教えてください。
竹内雄大:ご連絡いただいたとき、本当に不安でいっぱいでした。オーディションを受けている段階でも、「今の自分に何が起こっているんだろう?」って、ずっと現実味がなくて。でも、「合格だよ」と聞いたときには、嬉しさと同時に不安もあって……。ただ、親がすごく喜んでくれて、その姿を見て期待に応えようと思いました。
寺田友哉:僕もマネージャーさんから「受かったよ」って言われたとき、最初は信じられなかったです。「なんで僕なんだろう?」って。でも選ばれたからには、ちゃんと最後までやりきろうっていう覚悟はありました。
── 意外と「やってやるぞ!」というより、不安と向き合っていたんですね。
寺田: そうですね。「受かった」という感じでもなく、正直落ちたと思いながらオーディションを受けてました。

公演を終えて、どんな手応えがありましたか?
── 1月にミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン青学(せいがく)vs 比嘉 がありましたが、感想や手応えはありましたか?
竹内:『テニミュ』という作品に出演する不安が最初はありました。でも、実際にお客さまからの温かい応援が僕たちの心にとても響いて。公演自体は本当に大変だったけど、カンパニー全体で乗り越えて、ひとつの作品を一緒に創っていくという当たり前のことではあるんですが、その当たり前がとてもいい経験になりました。
寺田:これからも公演は続いていくんですが、僕たちにとって最初の公演になるので絶対に忘れられない経験になったと思います。本当に「いい経験をさせていただいたな」と思いました。一枚殻を破ったような、僕に限らず青学(せいがく)みんなそうだったんじゃないかな。だからこそ今回の全国大会 青学(せいがく)vs 氷帝もより楽しみになってきています。
ーー特に印象に残っていることはありますか?
寺田:そうですね、千秋楽は一番すごかったんじゃないかなと思います。お互いに刺激を受けながら、いい芝居がたくさんできたと思います。
今でも映像を見返すんですけど、「あのときこう思っていたな」っていうのが今でも鮮明に蘇るぐらい、頭に残っています。
公演を経験して変わったことはありますか?
── 本番公演前と後で、ご自身の中で変わったことってありますか?
竹内:本番前はとにかく不安で、「自分にできるのかな」ってずっと悩みながら稽古していました。でも本番を経て、お客さまの温かい声援を目の当たりにして、自分に自信を持てるようになってきました。公演を重ねるごとにもっと成長したいという願望も出てきました。役者としても、人としても少し成長できた気がします。
── 「人としても」は、具体的にどんな部分でしょう?
竹内:僕、もともとあんまり感情を表に出すタイプじゃなくて……。でもテニミュでのお芝居を通して、自分の感受性や感情表現が豊かになった気がします。表現が少しずつ広がったなって。
寺田:僕も竹内くんと同じように、人としても役者としてもすごく成長できたなと感じています。もともとお芝居は「嫌いじゃないけど、興味があるな」ぐらいの感じだったんです。
でも稽古期間、三浦 香さんの演出を受けて「すごいな」と思いはじめて、本番を経験して学ぶことが多かったんです。「芝居って一発勝負なんだ」っていう緊張感や、生の感情がぶつかる瞬間ややり取りを通して、お芝居のことがすごく好きになりました。
── かなり大きな変化ですね!
寺田:ダンスも歌も全部面白いのでどんどんやりたいし、お芝居ももっともっとっていうのは思いました。僕に限らず、メンバーみんなお芝居を好きになっていると思います。

お互いの第一印象と今の関係は?
── ちょっと話題を変えて、お互いの第一印象とその後印象は変わったかお伺いしたいです。
竹内:友哉くんの第一印象は、「堅苦しそうな人だな」って思いました(笑)。
寺田:ちょっとまって語弊が生まれそう(笑)もうちょっといい言葉ない?
竹内:最初は真面目で感情も表情も堅そうな印象でした。でも稽古や本番中に食事に行くと、甘々モードになるんです、今はすっかり柔らかくなりましたね。
──関係性が深まったから、柔らかくなったんでしょうか?
寺田:初対面の時は自分でも自覚があるんですけど、本当に不機嫌な顔をしてたと思います(笑)「怒ってる?」ってよく言われます。緊張してたんですよね。顔合わせの日だったかな、表情も堅くなってて。
──寺田さんからみた竹内さんの第一印象と今はいかがでしょうか?
寺田:最初に話した時に感じた「この人は持っているものがあるから、越前リョーマ役なんだろうな」っていう印象は今でも変わってなくて。むしろあの時思ったことや感情は間違ってなくて、「越前リョーマになるべくしてなった人だな」って今でも思います。
── 具体的に「こういうところがすごいな」と思った部分ってありますか?
寺田:うーん、喋ってる感じとか立ってる姿からも、オーラを感じるというか…褒めすぎか(笑)。本人は無自覚かもしれないけど、越前リョーマって時にはミステリアスな雰囲気もあって、それも雄大は持っていてすごく魅力的です。
竹内:ミステリアス、貫いていきます!最初はお互い人見知りしていたんだよね。
寺田:青学(せいがく)実はけっこう人見知りが多いんです。だから誰も話しかけないし、話しかけられない(笑)。
竹内:最初は桃城 武 役の有岡歩斗君が喋っていました。
寺田:彼は関西人なので、場を回して助けてもらってました。今では全員有岡みたいな(笑)全員めっちゃ喋るようになりました。

全国大会 青学(せいがく)vs氷帝の稽古の雰囲気は?
── 現在ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 全国大会 青学(せいがく)vs氷帝の稽古中かと思いますが、雰囲気はいかがでしょうか?
竹内:氷帝キャストの皆さんは、すでに演じている経験があるので、勉強になる部分がたくさんあって、それを青学(せいがく)のメンバーも肌で感じていて。僕ら青学(せいがく)のメンバーも、比嘉公演を終えて成長した部分を持って臨んでるので、毎日充実した稽古ができています。
寺田:本当に毎日、充実してます。以前だったら話し合えなかったようなレベルの高い内容まで話せていて。自分も成長したなって思いますし、チーム全体も成長してるなと。氷帝の皆さんの演技力や存在感に引っ張られて、僕らももっと頑張ろうってなってます。
── バチバチしている感じはありますか?
竹内:バチバチではないですけど、一度稽古終わりに、氷帝の皆さんが自主練で氷帝の学校曲を通す時があって、それを青学(せいがく)メンバーが見ていてちょっと僕たちもみせようかってなって。
寺田:それで始まったんだ、あの自主練習。
竹内:そう、氷帝の後にすぐに青学(せいがく)の学校曲を見せつけました!
寺田:やっぱり、自分の学校の方がかっこいいんだぞっていうのはありますよね。でも氷帝の皆さんも、僕たちの稽古についてアドバイスをくれたりするので、バチバチというか、いい刺激をしあえるライバルであり仲間だなと思います。
ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 全国大会 青学(せいがく)vs氷帝の見どころを読者へアピールをお願いします!
竹内:今回の公演は、お互いの学校がそれぞれ色々な思いを持って臨んできた全国大会の準々決勝です。そのキャラクターたちの心の動きや変化を、僕たち役者が稽古でしっかり作り込んできて、公演ではそれがもっといいものになっていると思うので、劇場で直接感じていただければ嬉しいです。
寺田:もう(竹内さんが)全部言ってくれた!自分達でいうのも何ですが、僕たち青学(せいがく)メンバーも、前よりも演技の幅、感情の幅がすごく広がっていて、本当に成長したと思っています。氷帝メンバーの皆さんとの演技のぶつかり合いを通して、「青学(せいがく)もなかなかやるじゃん」と思っていただけると嬉しいです。僕たちの成長と一致団結した姿をぜひ感じ取っていただけたら嬉しいです。
舞台に立つことで、人としても俳優としても成長していく。そんなまっすぐな言葉が印象的だった今回のインタビュー。互いに刺激を与え合いながら、仲間とともに次なる公演に向かう彼らの姿から、観る側もきっと勇気をもらえるはずです。ぜひ劇場で体感してください!

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ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 全国大会 青学(せいがく)vs氷帝 概要
タイトル ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 全国大会 青学(せいがく)vs氷帝
原 作 許斐 剛『テニスの王子様』(集英社 ジャンプ コミックス刊)
脚本・作詞・演出 三浦 香
音 楽 坂部 剛/Yu (vague)/大石憲一郎
振 付 遠山晶司(梅棒)/YOU/井餘田 修
主 催 東京・大阪公演:テニミュ製作委員会
岐阜公演:中京テレビ放送 福岡公演:FBS福岡放送
共 催 岐阜公演:公益財団法人 土岐市文化振興事業団
協 賛 ファミリーマート
出 演
<青学(せいがく)>
越前リョーマ役:竹内雄大、手塚国光役:寺田友哉、大石秀一郎役:藤本力翔、
不二周助役:橋本勇大、乾 貞治役:世良大雅、菊丸英二役:長嶺龍汰、
河村 隆役:坂上翔麻、桃城 武役:有岡歩斗、海堂 薫役:渡邊 樹、
堀尾聡史役:大山蓮斗、加藤勝郎役:加藤央睦、水野カツオ役:中川湊斗
<氷帝>
跡部景吾役:石川志泉、忍足侑士役:草地稜之、宍戸 亮役:広井雄士、
向日岳人役:小辻 庵、芥川慈郎役:横山賀三、滝 萩之介役:中田凌多、
樺地崇弘役:栗原 樹、鳳 長太郎役:明石 陸、日吉 若役:酒寄楓太
<立海>
幸村精市役:潮見洸太、真田弦一郎役:速川大弥、
丸井ブン太役:白金倫太郎、ジャッカル桑原役:大村征弥
<比嘉>
木手永四郎役:二階堂 心、甲斐裕次郎役:益川和久、平古場 凛役:桜井 一
<テニミュボーイズ>
中川月碧、原田悠希、吉村空我
公演日程
東京公演
2025年7月6日(日)~7月13日(日) Kanadevia Hall(旧TOKYO DOME CITY HALL)
大阪公演
2025年7月19日(土)~7月27日(日) SkyシアターMBS
岐阜公演
2025年8月1日(金)~8月3日(日) 土岐市文化プラザ サンホール
福岡公演
2025年8月15日(金)~8月17日(日) 久留米シティプラザ ザ・グランドホール
東京凱旋公演
2025年8月23日(土)~8月31日(日) 日本青年館ホール
チケット料金
7,800円(全席指定/税込み)
一般発売日
チケット取扱い イープラス/チケットぴあ/ローソンチケット
お問合せ ネルケプランニング https://www.nelke.co.jp/contact/
公式サイト https://www.tennimu.com/
テニミュ・モバイル https://sp.tennimu.jp/