2026-08-14
名作映画を独自演出で再構築する朗読劇Classic Movie Reading「雨に唄えば」開幕
Classic Movie Reading「雨に唄えば」が、2026年8月12日(水)に東京・IMAホールで初日を迎えました。開幕直前に記者会見と公開ゲネプロ取材が同会場にて行われ、記者会見には出演キャストが登壇。和やかな雰囲気の中で作品への意気込みを語りました。オフィシャルレポートをご紹介します!

本公演は世界中のファンから愛され続けている名作、ミュージカル映画の金字塔「雨に唄えば」を創作的な演出で上演する朗読劇です。
記者会見で、主演のドン・ロックウッド役の徳山秀典は、今作の魅力について「ただ名作を再現するだけではなく、お客様ひとりひとりが一番星で素晴らしい存在なのだと感じていただけるような、幸せをお届けできる作品になっていますので、僕的にはそこが魅力かと思います」と仕上がりへの自信をにじませました。また、矢部昌暉とWキャストでコズモ・ブラウン役を務める源秀流は「昔から愛されている名作ではありますが、今の時代に僕たちが上演するからこそ、新しい解釈でお楽しみいただけるような作品になっています」と話しました。
ストレートプレイとは異なり、朗読劇だからこそ感じた難しさや面白さについて、リーナ・ラモント役の麻央侑希は「過去に在籍していた宝塚歌劇団やバレエのレッスンでも、『雨に唄えば』の劇中歌はよく耳にしていた楽曲が多く、今すぐ踊りたくなるんです。そんな気持ちを表現に乗せて、朗読劇ならではの言葉と音楽の力を借りながら、楽しんで演じています」と笑顔で語りました。続けて、シンプソン社長役の津田英佑が「今回は朗読劇なのに、劇中で本を手から離すシーンがあるんです!」と明かす場面も。「キャストはもちろん、生バンドの皆さんと一緒に一つになれる瞬間を楽しんでいただける、“アクティブ朗読劇”という新ジャンルをお楽しみいただければと思います」と作品の魅力をアピールしました。
世界中で長く愛され続けている名作を演じるにあたり、特に大切にしていることや意識していることについて、キャシー・セルダン役の小泉萌香は「今回オファーをいただいて、初めて映画を視聴したのですが、見たことのあるシーンや聞いたことのある楽曲がたくさんありまして… 幼少期から名作に触れる、いい環境で育ったんだなと感じました」と感慨深い様子。「劇中でも演劇への思いに関するやり取りがありますが、役と自分の思いを重ねて演じています」と続けました。デクスター監督役の久ヶ沢徹が「『雨に唄えば』といえば、映画の劇中でジーン・ケリーが雨の中歌い踊るシーンが印象的なので、あの踊りをやってくれと言われたら、いつでも出来るように準備をしていましたが、踊ることはなく…」と会場の笑いを誘うと、津田から「後出しで今だから言えるんでしょ?」と突っ込みが入り、笑いあうキャスト達の仲睦まじさが感じられました。
今作では生演奏や音楽も大きな魅力のひとつ。音楽を通してお客様に届けたいものについて、コズモ・ブラウン役の矢部昌暉は「僕はDISH//というバンドで音楽活動もしていますが、音楽というものは、本当に自由だなと常に感じています。伝える側も受け取る側も自由に楽しむことが出来るのが音楽なので、自由に楽しんでいただける時間をお届けできたら」と締めくくりました。
雨が降る様子を思わせるような美しい舞台装置や、観客の心を揺さぶる生バンドの演奏など、ぐっと引き込まれ作品の世界観へ没入していただける本作。表題曲である「Singin’ in the Rain」をはじめ、生バンドの演奏に合わせたキャストの歌唱シーンも見どころです。名作ミュージカル映画のエッセンスを散りばめながらも、ストレートプレイとは一味違う“朗読劇”ならではの演出が光る仕上がりとなりました。たとえ空が暗闇でも、きっとその先に希望の光が輝いている。そんな希望に満ちた時間をぜひ劇場でお楽しみください。













